君に

この国の住人になって欲しい、
と、思う。
この湖面に顔を映して欲しい、
と、思う。

だけど、
君には分からないだろう。
いかに、
時のスローなことか。

私の声が君の元に届くのに、
どれだけの時が費やされることか。

                       私は
        君のすべてを、花のどれにも
                     感じる。
                
              君の瞳を、輝く星に
                      見る。

                     それは
               心底、君を思う故

心の底から、君を想うから・・
=君 想う=






美しき女人よ いつまで俺を
       その甘い舌で 騙すというのだ
       いやもう 騙されはしない

いくらお前が その狂ほしい程の
       色香で 包もうとしても
       俺はもう 騙されはしない

  お前の甘い 肉体に溺れた俺だった
        しかし俺は 知った

  お前の輝くばかりの瞳の中 いや奥底に
       どす黒く渦巻く・・・悪の華

  悪の華 なのだ!
  こんな筈じゃなかったのに・・・

愛は 悪の華を産むというのか!
=悪の華=








君と会っている時は信じられるのに
君と別れると、風が吹き込んで虚しく思えてくる

今まで味わったことのないこの気持ち・・
君だけから与えられるこの気持ち・・

だめだ、だめなんだ・・・わからないんだ
君の気持ちが。

君を、信じられなくなってしまう。


会っている時は感じないくせに、
昨夜は感じなかったのに・・・

もう今夜は、淋しくそして虚しい。
こんな気持ちは、初めて・・のこと。


別れがあった。
そして今、君に出会った。

君に出会う前、幾度となく恋をした。
もちろん楽しかった、しかしそれだけだった。

執着心がなかった、すぐにも忘れもした。
寒々としてた。

冷え切っていた、心。

そう、そして君に出会った。
また、燃えた。

なのに、この気持ちは何だ!

fuan..ふあん..
=禁断の園 −イヴの罪−=








サー、起きろモンスター
Sleeping Monster
サー、起きろよモンスター
Sleeping Monster

                  サー、起きろよ
                  早く起きるんだ。
                  起きて、この平和な世界に
                  お前の力を見せるのだ。
          みんなお前を恐がるぜ。
          面白いゾ!

サー、起きろよモンスター
Sleeping Monster
俺はお前を待ってるぜ。
だから早く起きるんだ。

                  サー、起きろよ
                 早く起きるんだ。
                  俺のこぼすくやし涙が、
                  おまえに、お前に、・・・

          みんなお前を恐がるぜ。
          面白いゾ!
                              
サー、起きろよモンスター
早く起きるんだモンスター
俺はお前を待ってるぜ。
みんなお前を恐がるゾ。

                  早く起きろよモンスター
                 そして偽の平和な世界を 
                  堕落した文明の世界を
                  ぶち壊してしまえ!

          面白いゾ!何を
          グズグスしてるんだ。

サー、起きろよモンスター
Sleeping Monster

俺はお前を待ってるぜ。 
Sleeping Monster!
=Sleeping Monster=


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