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俺の嫁さん どんな娘だろうナ 背丈は 俺の鼻まで 髪は黒くてツヤがある 口づけすると 甘いにほいがするといい 目はパッチリで 少し大きめ 瞳は勿論 黒! その瞳に映る俺 メガネ顔は 冴えないか? 鼻は高くないのがいい だってさ・・・ キスする時 じゃまだもん 唇は厚からず薄からず ・・・まっ、いいか 肩はなで肩がいい 抱きやすい肩だなぁ それから、 ボインすぎるのも嫌だけど ナインでは・・ ウエストは 断然細め けどヒップは大きい方がいい 何と言っても 安産型がいい といってウルトラヒップは ちょっとごめん 足か・・・ ま、多少の大根足でいい 但し足首は 細めのこと 俺の嫁さん どんな娘だろうナ 朝の目醒め 口移しにコーヒーを飲ませてね 苦いコーヒーと 嫁さんの舌で 唇を くすぐって欲しいなぁ そうすりゃ 目醒めはいいだろうさ 朝食は コーヒーとパンだナ 目玉焼きでもあれば 万・万歳だぁ セーターにGパン姿 俺はジャンパー それぞれに車に乗って お仕事だぁ 時々 喫茶店での逢い引き・・・へへへ 漫画読んでたら 怒るかな? 夕食後は 二人で遠距離の お・し・ご・と そして、夜の団らん 熱いコーヒーをすすりながら、テレビに興じる 土曜日の夜、徹夜でレコード鑑賞 先ずは 西郷輝彦のLPだナ それから 当然 プレスリー そして マドンナに行こうよ 締めくくりは 白木秀雄のジャズ演奏 といきますか 俺の嫁さん どんな娘だろうナ 休日は お昼まで お寝坊だ 昼食を軽くすませ ニューファッションでおでかけ 映画でも 行こうか? アランドロンの新作映画 名古屋まで行こうか 夕食は 分厚いステーキといきますか 節約よ!って 叱られる かナ 夜はドライブだ 浜辺がいいけど 長良川の川辺で 我慢ってか! 長い休みには 旅行したいなぁ 一日位は 悪友と飲み歩くか? 午前様で帰ると 箒にタオルかな? おゝ恐! 馬っ鹿もーん!付き合いだぁ!ってか すぐ後に 寿司の折り詰めを出したりして 二人で 熱ーいお茶で食べましょう はい あーん! 指も一緒に 食べましょうか 子どもは・・・ ちょっと 待ってね 少し 恋人気分を味あわせてね でも 遊んでばかりもいられんさ 俺の嫁さん どんな娘だろうナ 可愛い娘が いいなア ちょっぴり気が強くて そのくせ おセンチで おしゃべりすぎるのは 耳ざわり? でも いいかっ! 俺の嫁さん どんな娘だろうナ ・・・ 早く 逢いたいなぁ・・・ |
=嫁さん= |
西の空を風が流れる 雲のない空に 僕は大きく雲を描く 東の空を風が流れる 雲のない空に 僕は真っ赤な朝陽を描く 太陽光線が湖に凍てつく 水面を走る白鳥 ━ 朝の儀式 |
=風・朝の儀式= |
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君の瞳 とてもきれいだネ! 心の中で つぶやいた。 でも、君には聞こえないだろう。 プラネタリウムの中で、 星座を見ずに 君を見てたboku。 キラキラと輝いてて まるで 恋してる瞳だったょ。 信じて いいのかい? bokuに 恋してるって。 信じて いいのかい? bokuだけの為に 輝いてるって。 |
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海辺の夕陽、川に映える夕陽。 そして、山の背を焦がす夕陽。 美しい花の囁き。 雨に打たれる紫陽花の花。 七色に輝く虹。 昇りくる太陽を背の 少女。 朝の浜辺の少女。 流れ着いた貝殻を見つめる少女。 波間に戯れる少女。 |
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=戯れる少女= | |
君に この国の住人になって欲しい、 と、思う。 この湖面に顔を映して欲しい、 と、思う。 だけど、 君には分からないだろう。 いかに、 時のスローなことか。 わたしの声が君の元に届くのに、 どれだけの時が費やされることか。 わたしは 君のすべてを、花のどれにも 感じる。 君の瞳を、輝く星に 見る。 それは 心底、君を思うゆえ 心の底から、君を想うから…… |
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=君 想う= | |
海辺の夕陽 川に映る夕陽 そして 山の背を焦がす夕陽 うつくしい 花のささやき そして 雨に打たれる紫陽花 昇りくる太陽を背の少女 朝の浜辺の少女 流れ着いた貝殻を見つめる少女 波間で戯れる少女 窓辺でヒソヒソおしゃべりしてるのは だあれ? 白い傘をさして きたの国からやってきたコビトさんたち みんなの深い眠りの中へしのびこんで 春を告げにまわります どんなにかたい心のとびらも たやすく溶かしてしまいます こんやだけ…… わたしに白い傘を貸してね あのひとの窓辺に音もなく舞い降りて ひとばんじゅうあのひとの夢を 守ってあげたいの…… |
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=少女の好きなもの= |
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