せきべつ編


時間と空間が あれば

 どんなに激しい 恋も

     忘れてしまう

・・・けれど

     忘れるまでを

  どう過ごせば いい



“女性は花だよ”
postmanに言われたことがある。
“だから、優しく接してでなきゃ、な。”とも。
ほんとにそう?
今、己を省みて、実は逆ではないのか、、、と考えてしまう。
果実のoreっチを、ついばむ鳥、鳥、鳥、……
いつの間にか、芯だけになっちまったかも。



“死ぬことより 生きる方が勇気がいる”
そうは 思わない。
どうしても、生に対する執着心を捨てきれない。

逃げ口上に見つけた 言葉
“生きれるだけ 生きてやれ!”
━ 卑怯かも? 目をつぶってるんだナ、きっと。

 
ひとりぼっちの部屋で 灯りを消して…
今日だけは 今夜だけは許してください

涙が 止まりません。
っても ぬぐっても 溢れ出てきます。
勘弁してください もう 許してください。

今夜は 明るい月です。
でもんで見えます、雨降りのように。

壁際に腰をおろして、膝を抱えてみます。

少しずつですが、冷えたこころが温まります。 
とうとう 来てくれなかった…
しょんぼり帰るぼくに
いたずら? 神様の…

セント=バレンタイン=デー
零時を過ぎて帰ると、ドアの前に
リボン付のプレゼント

二人して食べるつもりだったのだろうか
チョコ と、フライドチキンふたつ

置手紙のない プレゼント……・
 
 
求めはしなかった 優しさを
与えはした 
……
なにを?


 接吻‥口吸い‥口づけ‥・キス…・ 
 
  柔かいくちびるが触れ合う、甘美だろうなあ。
 薄くくちびるが開き、震える teeth があたる…
 “カチ、カチ、”
 その音に恥じらいを感じつつ、瞼が閉じられる

 ままに、開けきれない・……
 ただもう触れ合ったがさいご、
 いつ離れるべきか…わからない。
 そのままに、触れ合ったままに……

 く、苦しいい!
 だめだ、もうだめだ!

 大きく深呼吸、そしてふかくく息を吸い込んで
 Let’s try!

 “ぶっちゅうぅぅ”
 舌と舌がからみ合い、ああ、甘美、耽美、
 桃源郷へ……

 青く澄んだ空の下で
緑におおわれた山の陰で
朝日に映える川の上で

なぜに人は傷付けあう?
終わりを知りつつ恋をする
旅立つ人に 愛を捧げる

なぜに
なぜに人は それをする

なぜに人は騙しあう?
涙をかくして笑う
怒りを隠して笑う

なぜに
なぜに人は それをする
 
言い訳なんか、するな!
分かり合える時が、きっとくるって。
今は
どんなに+を積み上げても
0になりこそすれ、+にはならない。

“嘘も方便”
方便以上に なっちゃった。
沈黙をつづけろ!
沈黙のあとに、誤解か否か わかるさ。

沈黙だ、ひたすらに沈黙だ。
 なんてこった!
なんという欺瞞!
すべてに、我慢できない。
できない? …に?
分かってる…この俺にだ。
…ならば、良し!

バカヤロー!
死んじまえ!
くたばっちまえ!い

本当に、人間嫌いになったのか?
なんで、疑うんだ?

嫉妬心? …なのか…
猜疑心? … 言うべきか……


 日本人
 大上段に構えて 考えてみる・・
 祭りを見れば理解るとか・・
 風習を見れば理解るとか・・

 平安時代の貴族
 鎌倉時代の武士
 江戸時代の百姓
 明治時代の商人
 大正時代の官吏
 昭和時代の市民
 そして・・・
 平成時代の、わかものたち

 うーん……             


わたしは今、とても酔っています。
グデン、グデンの、
泥酔状態です。

わたしは今、とても淋しいのです。
人恋しくて、人恋しくて、
たまりません。

わたしは今、とても泣きたいのです。
ワアー、ワアーと、
号泣したいのです。 
あのひとは今、どうしていますか。
よっしゃ、よっしゃと、
駆け上がってますか。

あのひとは今、燃えていますか。
ワッセイ、ワッセイと、
囃し立てていますか。

あの人は今、泣いていませんか。
わたしを、わたしを、
思い出してませんか。  

荒涼たる砂漠に 一厘の花を捧げてくれた君
オアシスに映る 月影と共に捧げん love_you
淡く照らす京人形の灯りに 君の健康を祈って
はかない希望の灯りを まばたく星に重ねて

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背伸びは 若者の悲しい特権
背伸びは 若者の悲しい特権
空にポツンと浮かぶお月様に君を見て、
おやすみ! と、投げキッス。

ui
も言いはしない、その内オレだって、
きっと忘れてしまう。いや、忘れてみせる。