何ということはない この俺が |
“為せば成る” “為さねば成らぬ” 面白いことばに気が付いた。 元来の日本人は、考えるに “為さねば成らぬ”だったような気がする。 が、昨今の日本人は “為せば成る”じゃないだろうか。 いつから……? そして、どうして……? 俺的に言えば、「戦後」のような、気がする。 アメリカの占領から、はじまっているような気がする。 戦前までの日本人は「お上」に対し、 「服従」というより、「隷従」に近いものを 持っていたように感じる。 戦後の日本では アメリカの教育方法=民主主義&個人主義が取り入れられた。 そしてそのアメリカの意図は、平成という時代において花開いた。 今ごろになって、政治家が「愛国心」を声高に叫んでいるけれども。 |
日本の鎖国的歴史に対し アメリカは独立を勝ち取った歴史がある。 アメリカは血と汗の代償の現在であり、 日本はなるべくしてなった現在だ。 アメリカは「フロンティアスピリット」であり、 日本は「大和魂」である。 そしてそれは “為さねば成らぬ”より発生した 「お国の為」ということになる。 平成時代という今、 “為せば成る”とばかりに、 |
古い雑誌を読んだ。 |
若かりし頃の石原慎太郎氏が、二三人の大学生から “ファシスト!”と、罵倒されたという。 すぐさま慎太郎氏は、その大学生とマルクスレーニン主義について、 ディベートに入ったとのこと。 大学生は、マルクスレーニンを賛美し続けたけれども 氏は、大学生の無知さに唖然とした、と。 そして氏の問いかけに対し、「姓はマルクス、名はレーニン」と、 同一人物だと、弁じたらしい。 そして、マルクスの祖国をロシアだと、誇らしげに答えたとか。 情けない、情けないぃぃ! マルクス=ドイツ人 レーニン=ロシア人 だろうに。 でも、こんなディベートって、現代の社会では、無用ですか? |
postmanに、ビデオを観せられた。 黒澤 明 監督作 「生きものの記録」 だった・・ような・・ “人間はどうせ死ぬ。しかし、殺されるのはいやだ!” “なにもできない、ということ程、不安なことはない!” 主人公の、悲痛な叫び。 夏の夜、 飲みすぎて、酔っ払って、吐き気に襲われて、、、 苦しんだ僕を、やさしく介抱してくれた貴女… 数少ない暖かい想い出を、いつの時でも ぼくは、思い出すんだ。 思い出してしまうんだ…… |
わーい、自由だーい! どんなもんだい! たっぷりと、時間があるぞお! お金だって、ほらっ、この通り! 夏休み中、しっかりと、バイトしたもんね! だれかあ……、アソボウよお! |
東京に、行った 新幹線で、行った 修学旅行以来だ だーれも、知らない だーれも、話しかけない だーれも、見向きもしない 足が、すくんじゃった 体が、金縛り状態だ 頭が、ビビッてた 檻の中から、周りを見回してた |
ムカツカクゥゥ!! 今夜逢えるはずだったのに、連絡がない! 朝からソワソワして、落ち着かなかった。 自宅に戻っても、連絡なし! くうぅぅぅ!! “baa−kua!” もうひとりのOREが言う。 約束、してたわけじゃないもん。 ore の勝手な思い込み。 ore の超能力の、効果なし! フォースが不足してんのかな? 今度逢ったら、ツン! って、してやろう。 今度逢ったら、ソッコー、キスしてやろう。 今度逢ったら、あったら、アレしてやろう。 こんど逢ったら…… つぎに逢ったら…… |
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告白します。 正直に、告白します。 ワタシワ、 ビートルズよりもプレスリーを聞きたいです。 告白します。 正直に、告白します。 ワタシワ、 キスよりもベーゼと表現したいです。 告白します。 正直に、告白します。 ワタシワ、 ラーメンよりもUDONが食べたいです。 告白します。 正直に、告白します。 ワタシワ、 FILAよりも無印良品を買いたいです。 |
告白します。 正直に、告白します。 ワタシワ、 映画よりも舞台を観たいです。 告白します。 正直に、告白します。 ワタシワ、 絵画よりも小説を書きたいです。 告白します。 正直に、告白します。 ワタシワ、 男性よりも女性が好きです。 告白します。 正直に、告白します。 ワタシワ、 自分が一番好きです。 |
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今日までのこの俺、一体、何人の女の子と付き合っただろう。 ある女子にはフラれ、 ある女性女とは気まずい思いのま々別れ、 そしてまた相手の心を無視したり、いい思い出としてのみ、 昇華させ得た人もいる。 しかしその誰もが、単に、ことば遊びでしかなく、つまり、 夢想的世界の中でのことだった。 腫れ物にさわるように、相手の心ばかりを汲み取るのは、 決していいことじゃないってこと。 会話が途切れないようにと、 ジョークで笑わせることに気を使う……疲れるぜ。 己を鼓舞して、ピエロを演ずる、俺……疲れるぜ。 鬱憤を晴らすが如くに、原稿用紙に書きなぐる俺。 [小説命]と、吹聴する俺。 永遠の愛を得られれば、小説を捨て得る? けど、この俺から小説を取り去って…なにがのこる? なにが……残る? なにも残りはしない! |